「最近、スーパーで3品くらいしか買ってないのに、レジでビックリ…」そんなふうに感じたこと、ありませんか?
物価の上昇が続く今、食費の増加は多くの家庭にとって共通の悩み。とはいえ、「もうこれ以上は削れないよ」と、半ばあきらめモードの方も多いはず。
でも、ちょっとした視点の変化で、月5,000円くらいなら意外とスッと節約できるんです。しかも、食卓の満足感はそのままに。今回は、頑張りすぎずに続けられる“食費節約のリアルなコツ”を、実体験を交えながらお届けします。
「あれ?なんか最近、食費が高い…」と感じる理由
レジ前で「えっ、こんな金額だったっけ?」と感じたのは、あなただけではありません。
ここ数年で、私たちの食卓を支える食品の多くが、知らぬ間に値上げされています。たとえば、牛乳やパン、冷凍食品などは、数十円単位でじわじわと価格が上昇。2023〜2025年の間で、食品価格は平均して10%以上上がったと言われています。
さらに、毎日の買い物で「ついで買い」や「割引に釣られて予定外の商品」をカゴに入れてしまうことも。その小さな積み重ねが、月末の請求にドンと響いてくるんですね。
節約の鍵は、“何を買うか”より“どう買うか”
「節約」って聞くと、真っ先に“安いものを選ぶ”とか“我慢する”ってイメージが浮かぶと思います。私も以前はそうでした。
でも実際には、「どう買うか」を少し工夫するだけで、ストレスなくお金が浮いていくんです。
たとえばこんな工夫、試したことありますか?
- 買い物に行く頻度を決める(毎日→週1〜2回)
- あらかじめ買う物をリストにしておく
- “価格”ではなく“単価(100gあたり)”で比較する
- 安いときにまとめ買い→冷凍保存
- ポイント還元やアプリ特典を使い倒す
どれも地味かもしれませんが、毎週実践すれば確実に節約につながります。気づけば「今月、ちょっと余裕あるかも?」なんてことも。
今日から始められる!現実的な5つの買い物術
「言うのは簡単だけど、実際どうすればいいの?」って思いますよね。そこで、私自身が続けて効果を実感している“5つの買い物ルール”を紹介します。
- 1. 買い物は週1〜2回だけにする
毎日スーパーに寄ると、そのたびに余計なものを買ってしまいがち。週末に1回、平日に1回など、買い物の回数を意識して減らすだけで、無駄遣いはグッと減ります。 - 2. スマホのメモに「買い物リスト」をつける
「あれ買ったっけ?」と店内で悩む時間も、無駄な支出も、これで解決。アプリでささっとリストを作ればOK。意外と、これが一番の節約術かもしれません。 - 3. 値段じゃなく「単価」で比べるクセを
“安い”と思って買ったら、実は小さめサイズだった…なんてこと、よくあります。100gあたり、1枚あたりなど、単位で考えると、コスパの良い商品が見えてきます。 - 4. 食材は「冷凍保存」が命綱
安いときにまとめ買い→冷凍保存。この流れができると、買い物の計画も立てやすくなります。私はよく、きのこ類やひき肉を小分けにして冷凍しています。 - 5. キャッシュレス決済&アプリを賢く使う
今や“現金派”は損しているかも。PayPayや楽天ペイ、店舗アプリのクーポンなど、使える特典は最大限活用しましょう。数十円の差も、塵も積もれば…です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 食費を削ると、食生活が偏りそうで不安です。
A. 節約しながらでも、バランスの良い食事は十分可能です。豆腐や卵、もやし、冷凍野菜などは安くて栄養価も高め。組み合わせ次第で、満足度は下がりませんよ。
Q2. まとめ買いをしても、食材を腐らせてしまいがちです。
A. そんな時は“冷凍前提”で買い物をしましょう。カットしてから冷凍すれば、調理も時短になります。保存袋や小分けパックがあると便利です。
Q3. 節約って、やっぱり我慢が必要なんじゃ?
A. 無理をすると続きません。なので、「普段は節約、たまにご褒美」というスタンスが◎。私は月1回だけ“贅沢デー”を作って、好きなお刺身を買っています(笑)
まとめ・次のアクション
「食費が高い」と感じたら、それは見直しのタイミング。
我慢せずに節約できる方法は、意外と身近にあります。
- 買い物の回数を減らす
- 事前リストで“無駄な買い物”をカット
- 単価・保存・キャッシュレスを味方につける
まずは、今週の買い物から1つだけ実践してみませんか? 小さな工夫の積み重ねが、1ヶ月後の“ゆとり”をつくりますよ。
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