月5,000円の電気代はまだ下げられる?手間なく始める節約術7選

節約

電気代がじわじわ上がってるなぁ…と思いつつ、気づけば毎月5,000円。これって妥当?それとも、もっと節約できる余地があるのか——。この記事では、無理せず、でもしっかり効果が出る「電気代の節約術」を厳選してご紹介します。

5,000円って、高いのか?それとも普通?

「これ以上、節約するところなんてないよ…」と思いがちですが、実は小さな見直しの積み重ねで電気代は驚くほど変わります。

まずは、今の5,000円という金額がどうなのかを知るところから。そこが節約の第一歩です。

電気代5,000円は平均より高い?

総務省の家計調査によれば、電気代の全国平均は以下のようになっています。

世帯人数月間電気代平均
1人暮らし約5,300円
2人世帯約9,000円
3人世帯約11,000円
4人以上約13,000円

つまり、ひとり暮らしで5,000円台なら「ちょうどいい」くらい。ただし、2人以上の家族でそれなら、かなり上手に節電できていると言えそうです。

今すぐできる節約術7選

1. エアコンの使い方を変える

設定温度を変えるのはもちろんですが、風向きを調整するだけでも体感温度は変わります。扇風機との併用もおすすめ。設定を28度にしても、風の流れ次第で“ひんやり快適”は作れます。

2. 冷蔵庫の「強」を見直す

季節を問わず「強」のままにしていませんか?
冷蔵庫は一日中稼働しているので、設定温度を「中」にするだけで年間数千円の節約につながります。特に春・秋は冷気も保たれやすく、実は一番の見直し時。

3. 電源オフ=節電じゃない

テレビや電子レンジなど、電源を切っていても電力を消費していることがあります。いわゆる「待機電力」というやつですね。こまめにコンセントから抜く、あるいはスイッチ付きタップを使うと、無駄な電気の垂れ流しを防げます。

4. 洗濯の回数と時間を工夫する

毎日ちょこちょこ洗濯していると、意外に電気代がかさみます。できれば2日分をまとめて、さらに深夜電力の時間帯に回せば節電効果は倍増。夜型の方なら、むしろその方が自然かもしれません。

5. 電気ポット・炊飯器の保温は必要?

使っていないのに保温がずっと続いている…それ、もったいないかもしれません。特に炊飯器の保温は消費電力が高めです。タイマー予約で炊き上がりを調整するだけで、不要な電力をカットできます。

6. LEDに切り替える

「まだ蛍光灯や白熱球を使っているなら、今すぐLEDに替えてしまいましょう」…なんて言われるまでもないかもしれませんが、全部の照明がLEDになっている家庭は意外と少ないんです。LEDは消費電力が少なく、長持ち。最初の出費はあっても、1年後には元が取れます。

7. 電力プランの見直し

実は、電力会社を変えなくても、プランを変えるだけで節約になることがあります。
例えば夜に電力を多く使う家庭なら「夜間割引型」に切り替えると、年間で5,000〜10,000円程度お得になることも。

比較には「エネチェンジ」などの無料サービスが便利です。

よくある質問(FAQ)

Q. 家電の買い替えはした方がいい?

10年以上使っている家電があるなら、買い替えたほうが長い目で見ると節電になります。特にエアコン・冷蔵庫・洗濯機は、古いモデルほど電力を多く消費します。

Q. アンペア数って節約に関係ある?

あります。契約しているアンペア数が高すぎると、基本料金が無駄になります。使用量に対して「30A→20A」へ下げられるなら、月数百円の固定費削減に。

Q. 節約しすぎて体調を崩したら意味がないですよね?

その通りです。快適さを犠牲にするのは本末転倒。
あくまで「ムダを減らす」がポイント。無理な節電は、心も体も冷えてしまいます。

まとめ:できることから、ゆるく始めてみよう

電気代5,000円は、決して高すぎる金額ではありません。
でも、「あと1,000円下げられたら、年間で1万2,000円浮く」と考えると、ちょっとやる気が湧いてきませんか?

今回紹介した節約術を、改めてまとめます。

  • エアコンの設定温度・風向きを工夫
  • 冷蔵庫の温度を「中」にする
  • 待機電力をカットする
  • 洗濯はまとめて・深夜に
  • 炊飯器・ポットの保温は最小限に
  • 照明をLED化する
  • 電力プランを見直す

どれも「いますぐ」「タダで」始められることばかり。
大きな出費や手間はいりません。
まずは気になった項目を1つだけ、試してみませんか?
「ちょっと変えただけなのに、こんなに安くなるんだ!」と、きっと実感できるはずです。

参考リンク:

コメント