会社都合で退職する場合、会社側が退職手続きを進めるのが一般的ですが、状況によっては退職届の提出を求められることがあります。その際、適切な形式で作成することが重要です。本記事では、会社都合退職届の書き方を具体的に解説します。
1. 会社都合退職届とは?
会社都合退職とは、以下のような理由で会社側の都合により退職することを指します。
- リストラ・整理解雇(経営不振による人員削減)
- 会社の倒産
- 契約更新拒否(雇用契約が更新されない)
- 労働条件の大幅な変更(賃金カット、勤務地変更など)
- ハラスメントや違法行為(パワハラ・セクハラなどが原因)
このような場合、本来は会社側が「解雇通知」や「退職合意書」を発行するのが一般的ですが、会社の方針や手続き上の理由で「退職届」の提出を求められることがあります。
2. 会社都合退職届を書く際のポイント
① タイトル
「退職届」と明記します。
② 宛名
会社の代表者(社長・代表取締役)の氏名を記載します。
③ 本文
- 退職理由は「会社都合により退職いたします。」と明確に記載します。
- 具体的な理由(リストラ・契約満了など)は記載不要です。
- 「一身上の都合」と書くと自己都合退職と誤解されるため避ける。
④ 退職日
会社と合意した退職日を記載します。
⑤ 提出日
退職届を提出する日を記載します。
⑥ 本人署名
自筆で署名し、捺印(押印)を求められる場合もあります。
3. 会社都合退職届の具体例(テンプレート)
(手書きまたはPC作成可)
コピーする編集する退職届
株式会社○○
代表取締役 ○○ ○○ 様
私は、会社都合により、○年○月○日をもちまして退職いたします。
以上
○年○月○日
氏名:○○ ○○
印
4. 会社都合退職届の提出方法
📌 提出時のポイント
- 口頭で会社に確認:「退職届が必要か」事前に確認
- コピーを取る:証拠として手元に保管
- 提出方法:直接手渡し or 郵送(内容証明郵便を推奨)
5. 会社都合退職のメリット
会社都合退職に該当すると、以下のようなメリットがあります。
✅ 失業保険(雇用保険)の給付が早い(自己都合は2〜3ヶ月待機、会社都合は7日間)
✅ 給付日数が長い(自己都合90日~、会社都合最大330日)
✅ 退職金が増えるケースも(就業規則による)
6. まとめ
会社都合退職届は、自己都合と間違われないように明確な書き方が重要です。
✔ 「会社都合により退職いたします」と記載する
✔ 「一身上の都合」は絶対に書かない
✔ 提出前に会社に確認し、コピーを保管する
スムーズに手続きを進めるために、適切な形式で作成し、トラブルを避けましょう。

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